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暮らしを快適にする「洗面・脱衣室」の動線や設備について

歯みがき、洗顔、メイクなどの身支度や、入浴時の脱衣を行う洗面・脱衣室。居室のように広いスペースをとる訳ではありませんが、毎日の生活に欠かせない空間の一つです。

今回は、家づくりや家探しをする際に知っておきたい、洗面・脱衣室のアレコレを紹介します。

暮らしをイメージして動線を確認

洗面・脱衣室は誰もが毎日使用する場所だけに、機能や使い心地が暮らしの快適性に直結します。忙しい朝に家族の動線が集中して混雑したり、入浴後のタオル類やパジャマの置き場所が遠くて苦労したりするのは避けたいもの。洗面・脱衣室の間取りをチェックするときは、身支度や入浴時の動線をイメージするのがおすすめです。

また、水まわりの家事で出入りすることも多いため、家事動線もしっかりと確認しておきましょう。最近は、洗面・脱衣室に衣類乾燥器(洗濯乾燥機を含む)や室内物干し、作業台などを設け、洗濯→乾燥→アイロンがけ→衣類たたみまで1カ所で済ませることができる間取りも見られます。これなら、ベランダ干しに比べて移動の手間が省け、家事時間の短縮と効率アップにつながります。

3つの洗面台のタイプ

洗面台は、大きく分けて3つのタイプがあります。

1つ目は、既製品のユニットタイプ。洗面ボウルや鏡、収納などのパーツが一体になっており、間口サイズに合うものを選んで設置します。比較的安価で、リフォームの際に交換しやすいメリットがあります。

2つ目は、システムタイプ(カウンタータイプ)と呼ばれるセミオーダー品。洗面ボウルや鏡、収納といったパーツごとにデザイン、色、機能などを選ぶことができて、サイズも細かくオーダーすることができます。

そして3つ目は、注文住宅の造作洗面台です。素材やデザイン、パーツなどをフルオーダーできるので、細やかな理想を反映しやすいのが特徴です。

洗面台は、脱衣・洗面室の中心となる設備ですので、見た目や機能、使い勝手などを考えて選びましょう。

後悔しないように気を付けたいこと

家族構成は?

家族の人数によっては朝のメイクや身支度が重なりやすく、不便を感じる場合があります。複数人が同時に利用できる長いカウンタータイプの洗面台を導入すると、混雑の解消に役立ちます。

プライバシーの配慮は?

子どもが成長するにしたがって、脱衣時やお風呂上りに家族が鉢合わせすることがないよう、お互いに気を使い合うようになります。また来客が多い家庭なら、生活感むきだしの洗濯カゴなどを、来客の目につきやすい洗面台横などに置くのは避けたいところ。

できれば洗面所と脱衣所を分離させるか、ロールスクリーンなどで区切って人目に配慮する工夫があるとよいでしょう。

収納は?

洗面・脱衣室は、歯みがきやメイクなどに必要な道具や、タオル類、入浴後のパジャマや下着、洗剤のストックなど、たくさんの物の置き場所を必要とします。収納スペースはきちんと確保しましょう。

お役立ち豆知識

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