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新居の「コンセント」は失敗しがち!後悔しないためのポイントは

マイホームの失敗として挙げられることが多い「コンセント問題」。

実際に住み始めてから、コンセントの位置に届かない、数が足りない…ということが起こらないように、忘れずにチェックしたいものです。

必要なコンセント数の目安は?

リモートワークの普及、IT環境の進化などによって、家庭で必要とされるコンセントの数は増え続ける一方。延長コードや電源タップ(テーブルタップ)で間に合わせる方法もありますが、電源コードが密集しているのは見た目がよくない上、歩行時に床のコードに足を引っかけてしまうなど、ケガや事故を招くおそれもあります。

下記の表は、住まいの部屋や空間ごとのコンセント数の目安ですが、実際に必要なコンセント数は家族構成や生活習慣などにより変化します。どの部屋でどんな家電製品を使用するかイメージしながら、「キッチン家電が多い」「玄関に水槽を置きたい」など、必要に応じて+αのコンセント数を考えてみましょう。

【各部屋・空間のコンセント数の目安】

玄関 1個+α
廊下 1個+α
キッチン 7個+α
ダイニング 5個+α
リビング 7個+α
脱衣洗面室 3個+α
トイレ 2個+α
寝室 5個+α
子ども部屋 4個+α

コンセントの位置と高さは?

その部屋で使いたい家電製品の使用シーンをイメージして、コンセントの位置が問題ないか確かめましょう。コンセントの高さは床から25㎝の高さが基本ですが、掃除機のようにプラグの抜き差しをしつつ使用するなら30~40㎝くらい、PCやスマホなど使用デバイスが多いデスクまわりは70~90㎝くらいの高さにコンセントがあれば理想的。

こんなコンセントがあると便利!

近年は、使用する空間やシーンに応じて、次のような便利な機能を備えたコンセントを採用するケースが増えています。

マグネット付きコンセント

磁石式のコンセントで、足にコードが引っかかっても簡単にプラグが外れる。高齢者や小さな子どもの引っかかり、転倒防止に。

扉付きコンセント

プラグの刃を同時に差し込まないと、扉が開かないコンセント。子どもがコンセントにおもちゃなどを差し込むイタズラ防止に効果的。

USBコンセント

電源アダプタ不要で、USBをそのまま差し込んでスマホやタブレットを充電できるコンセント。デスクやベッドまわりにあると役立つ。

マルチメディアコンセント

テレビコンセント、LAN用モジュラコンセント、電話用モジュラコンセントが一つにまとまったコンセント。

ポップアップコンセント

床用コンセント。ふだんは床に収納でき、必要なときだけポップアップして差し込み口を出す。ダイニングやリビングの床に設置して、ホットプレートや扇風機などの電源に使用するケースが多い。

コンセントは、たくさんの家電製品を使用する暮らしに欠かせないもの。使うときに不便を感じないように、しっかりと確認してください。

お役立ち豆知識

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