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不動産広告のルール改正で「駅まで〇分」の表示が変わる

多くの人が、家探しのときにチェックする不動産広告。インターネットやチラシなど色々な広告がありますが、いずれも家探しをする人が安心して物件を比較・検討できるように、表示する項目や基準に一定のルールが定められています。

この不動産広告のルールをまとめた「不動産の表示に関する公正競争規約・同施行規則」が改正され、この9月から新しいルールで表示されるようになりました。

駅までの所要時間などの表示が変更に

表示が改正された項目には、家探しのポイントとなる最寄り駅や主要駅、生活に必要な施設(スーパー、病院など)までの所要時間や距離などが含まれています。一体どのような表示に変わったのか、具体例とともに見ていきましょう。

「駅まで〇分」が「駅まで〇分~〇分」になる

複数物件が販売されている分譲住宅の場合、駅から最も近い住宅(区画)と、最も遠い住宅(区画)では、所要時間に差が出ることがあります。

従来のルールでは、「駅まで徒歩〇分」のように最も近い住宅(区画)の所要時間を表示していましたが、改正されたルールでは、最も近い住宅(区画)だけではなく最も遠い住宅(区画)の所要時間も加わり、「徒歩〇分~〇分」と併記する表示に変わりました。

例:「〇○駅まで徒歩2分から5分」
(出典:「表示規約・同施行規則の主な改正点を解説したリーフレット」※以下同)

所要時間が「朝の通勤ラッシュ時」の時間に

鉄道利用時の所要時間について、従来のルールでは「平常時の所要時間を表示」し、通勤時の所要時間が平常時より著しく長い場合には、通勤時の所要時間を表示していました。

改正されたルールでは「朝の通勤ラッシュ時の所要時間を表示」し、平常時の所要時間はその旨を表示して併記することになりました。

例:「A駅からB駅まで通勤特急で35分」
※平常時は特急で25分

所要時間に「乗り換えや待ち時間」も含まれる

また、乗り換えが必要な場合もその旨を表示し、上記の所要時間に乗り換え時間や待ち時間の時間も含めて掲載するようになりました。

例:「最寄りのA駅からC駅まで30~33分」
※B駅で●●線に乗り換え
※上記所要時間には乗り換え・待ち時間が含まれます

家探しをする人にとって、不動産広告は身近な情報源の一つではないでしょうか。今回変更になった項目を踏まえて、ぜひ家探しに活用してくださいね。

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