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冬もポカポカ!高断熱の家に欠かせない「窓」の話

12月に入り、寒さも一段と厳しさを増してきました。外出先から帰宅して、暖かい室内に入ると身も心もホッとする…という方も多いと思います。

最近の住宅は、冬暖かく夏涼しい「高断熱の家」がキーワードのようになっていて、各住宅メーカーはさまざまな断熱材や断熱工法を打ち出していますが、冬の暖かさにこだわるなら「窓」にも注目してはいかがでしょうか。

暖かい空気が窓から逃げてしまう

冬の暖房時、室内の暖かい空気は外へ流出しています。(一社)日本建材・住宅設備産業協会の調べによると、冬に室内の熱が流出する割合で、最も多いのが「窓などの開口部」で約58%。次いで「換気」「外壁」(ともに約15%)、「床」(約7%)ですから、窓から流出する熱がいかに多いかが分かります。

つまり冬に暖かい家を目指すなら、窓から室内の熱を逃がさないように断熱することが大切といえます。

サッシとガラスを選んで断熱性能アップ

窓の断熱性能はサッシとガラスによって決まります。

サッシの主な素材にはアルミ、樹脂、木がありますが、このうち断熱性能が高いとされるのが樹脂製や木製のサッシです。ただし、アルミに樹脂や木を組み合わせた複合サッシなどもあるので、製品ごとの断熱性能や特徴をチェックしておきましょう。

ガラスは1枚のものより、2枚のガラスで空気の層を挟み込んだ複層ガラス(ペアガラス)のほうが断熱性能がアップします。さらに複層ガラスの室内側に高い断熱効果、遮熱効果、結露防止効果のあるLow-E膜をコーディングしたものなど、高機能な製品が多数登場しています。

複層ガラス以外では、内窓を設置する「二重窓」も断熱性能を高めることが可能で、こちらはマンションのリフォームなどにも有効です。

ラベルでチェック!窓の断熱性能

2011年4月より、窓の断熱性能は省エネ建材等級ラベル(通称「窓ラベル」)で確認できるようになりました。
ラベルでは窓の断熱性能が星の数によって示され、最も断熱性能が高いもので星4つ(★★★★)となっています。

高断熱の住宅は暖冷房のエネルギー消費を抑えることができるため、光熱費の節約になるだけでなく、地球環境にも優しいメリットがあります。
形状や色などデザインが重視されがちな窓ですが、この機会に、窓の断熱性能にも目を向けてみるのもおすすめです。
つまり冬に暖かい家を目指すなら、窓から室内の熱を逃がさないように断熱することが大切といえます。

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