自宅のベランダを気持ちよく!効率のよい掃除方法は

新型コロナウイルスの影響で、今年の秋も自宅で過ごす時間が長くなりそうです。
ステイホーム期間中に自宅の掃除に励む人も多いですが、家の中をキレイにしてもついつい放置しがちなのがベランダ掃除。特に、これからの季節は台風などでベランダに落ち葉などのゴミがたまりやすく、きちんと掃除をしておかないと排水口が詰まるおそれもあります。
なるべく定期的に掃除をして、気持ちよい住環境を維持したいものですね。
ベランダの排水口が詰まると…
一般的に、戸建てや集合住宅のベランダの床はわずかに傾斜しており、雨などでベランダに水が流れ込むと、傾斜を伝って排水口から排水されます。
このときに雨水と一緒に流れ込んだ砂やホコリ、落ち葉、髪の毛などが排水口にたまると、雨水がうまく排出されずに床にあふれだしてしまいます。
さらに、家の中とは違って雨や風にさらされるベランダは防水の劣化、汚れ、カビや藻の繁殖などが発生しやすい場所です。掃除をしながら、気になる点がないかどうかもチェックしましょう。
ベランダ掃除の手順
ベランダ掃除をするタイミングは?
ベランダの環境や季節、使用頻度にもよりますが、できれば1~2カ月に1回くらいの頻度で掃除するのがおすすめ。砂やホコリが立ちやすい風の強い日や、日差しが強く暑い日に掃除するのは避けて、曇りや小雨の日を選ぶとよいでしょう。
まずは拭き掃除から
濡らしてかたく絞った雑巾で、手すりやサッシ、エアコン室外機などに付着した汚れを拭き取ります。
鳥のフンがあれば、ウエットティッシュで拭き取ってから消毒用アルコールを吹きかけましょう。
ゴミやホコリを取り除く
次は床面の掃除です。目に見える大きなゴミはホウキとチリトリを使って取り除きましょう。
細かなゴミやホコリは、ちぎった新聞紙を水で濡らして軽く絞ったものをベランダの床全体に撒き、汚れを吸着させてからホウキとチリトリで新聞紙を集めるとキレイになります。
水で汚れを流す
屋外用の散水ホースなどで汚れをザッと洗い流します。2階以上のベランダの場合は、階下に水が飛び散らないように注意。
排水口のゴミを取り除く
排水口の周辺に落ち葉などのゴミがたまっていたら、割り箸、トングなどを使ってゴミを取り除きましょう。隙間の細かい砂やホコリなどは古歯ブラシでかき出せばOKです。
洗濯物干しや荷物置き場のイメージが強いベランダですが、テレワークの休憩時間にベランダでひと息ついたり、ベランダガーデニングなどの趣味の場として活用したりするなど、おうち時間を心地よくする場所でもあります。暑くも寒くもない今の時期だからこそ、ベランダの環境を見直してみませんか。