ホコリや花粉で汚れやすい外壁・塀・窓…掃除のコツは?

春は暖かく過ごしやすいですが、土ボコリや花粉、黄砂が飛散して、外壁など家の外まわりが汚れがちな季節でもあります。
「外壁や塀の汚れが気になるな」と思ったら、きれいにして住まいの美観をキープしませんか?
家の外まわりを掃除するタイミングは?
外壁や塀の掃除は年1~2回、窓ガラスやサッシ、網戸などは月1回くらいが目安。作業時にホコリが飛散しにくい、風のない日を選ぶとよいでしょう。また、窓を掃除する場合は、晴れた日だと光の反射で窓ガラスについた汚れが見えにくくなるため、日差しの穏やかな午前中や曇りの日がおすすめです。
戸建ての外まわりは水洗い
集合住宅では玄関外側やベランダでの水の使用が禁止されていることも多いのですが、戸建て住宅なら外まわりの水洗いが可能。外壁や塀に付着した土ボコリ、コケなどの汚れは、ホースで水をかけながら洗車ブラシやスポンジなどでこすり洗いをしましょう。頑固な汚れがあれば、ぬるま湯で薄めた中性洗剤をつけてこすり洗いをしてから、水で洗剤成分を洗い流します。
もっと一気にキレイにしたい!という方は、家庭用高圧洗浄機を使うのも一考。ホースよりも高水圧な水でひと吹きすれば、外壁や塀にこびりついた汚れも簡単に落とせます。
網戸・窓ガラス・サッシまでキレイに
網戸はいきなり水拭きをするのではなく、洗車ブラシなどで軽くホコリを払ってから、水を絞った雑巾やスポンジなどで表面を拭き取ればOK。
窓ガラスはスプレーやシート状のガラスクリーナーを使って汚れを拭き取りましょう。このとき、スクイージーがあれば水気をしっかりと切ることができるので、筋状の拭き跡が残るのを防ぐことができます。
窓のサッシ部分は水を絞った雑巾で拭き掃除をした後、乾拭きをしましょう。
室外機に直接水をかけるのはNG
ふだんお手入れすることのないエアコン室外機も、土ボコリなどの汚れが付着しています。室外機を掃除する際、機器に直接水をかけると故障につながるため、ホースなどは使わずに水を絞った雑巾やウエットティッシュで拭き取るのがポイント。
風が吹きだすファンの前にある網目状の隙間にはホコリなどがつきやすいので、古歯ブラシなどで隙間のゴミをかきだしてから、掃除機などで吸い取るとよいでしょう。
定期的な掃除で外まわりを美しく!
外壁や塀、窓などは、住まいの第一印象を左右する「顔」の部分。汚れを見て見ぬふりをするのではなく、定期的な掃除やお手入れを行い、気持ちよい見た目と暮らしを手に入れましょう。